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非接触型社会 会計事務所の仕事の変化は?

 

 

こんにちは、大分事務所の宮原です。

令和も3年を迎えましたが、新型コロナウィルス感染症の猛威は依然衰えておりません。

今年もリモート、Zoom、テレワーク等の単語が聞こえない日はない1年となりそうです。

そこで今回は、会計事務所の業務はこんな時代にどう対応している(していく)のか、例を挙げてざっくりと

ご紹介してみようと思います。タイトルはお堅いですが、今回は息抜き回でざっくりとしたお話になります。

 

【ケース】月次巡回監査[1]を行う場合

【前 提】お客様が自計化[2]している事

 

平常時:①毎月1回、会計事務所の担当者がお客様の事務所等を訪問します。

    ②お客様が入力した会計データの内容を確認。実際の請求書等の内容と照合し大きな誤りや

     計上漏れがないか等を確認します。

    ③出来上がったデータから、業績の前年対比、計画対比、資金繰り状況のチェック、

     その他個別の重要事項を確認します。

    ④まとめた内容をもとに社長様と面談。直近の問題への対応を考えたり、

     今後の展望を打ち合わせるなど、また決算対策などもこの時お話しします。

 

緊急時:①お客様が入力した会計データをオンラインから取得し事務所で復元します。

     (オンライン上にバックアップするサービスがあります)

    ②復元した会計データの内容を確認。重要な証憑書類等はメール、クラウド等で写真で共有し

     通常の監査と同じ要領で確認します。

    ③質問事項・確認事項をメールや電話等でやり取りし、数字を固めていきます。

    ④電話や、必要であればZoom等の手段を利用して社長様との面談を行い、

     上記④と同様の打ち合わせを行います。

    ⑤確定した会計データをお客様のPCに復元する処理を行います。

    ※社長様との面談のみ現地にお邪魔し、滞在時間を極力短くするパターン等もあります。

 

[1] 担当者がお客さまを毎月訪問して、お客様の会計システムへの記帳(入力)の正確性を確認し、前月分の月次決算を

  翌月には確定させます。

[2] 企業様が日々発生する営業取引の内容をご自身で記帳(会計ソフトに入力)することをいいます。

  リアルタイムでの業績把握などのメリットがあります。

  固まった業績をもとに社長様と直接面談し、今後の展望や決算対策の話を行っていく、という事が理想的なのは

  言うまでもありませんが、やはり我々も変わりゆく環境に対応する必要があります。

 

弊所はTKC会員事務所であり、システムもTKCのものを利用していますが、こちらから提供されるシステムに加えて一般に流通しているサービスも併せて利用する事で、非接触が推奨される流れに対応していくよう試みている状況です。

 

コロナ禍の時代に対応しつつ、提供するサービスの質は落とさないというのが、会計事務所が当面目指すべき姿ではないかと思います。

 

投稿者:宮原