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遺言

 

 

大分事務所の薬師寺です。

“遺言”という言葉はご存じだと思います。しかし、日本で1年間で亡くなる方の1割程度しか遺言を残されていないとのこと。英米では6割の方が遺言を残しているそうです。英米では遺言が亡くなった方の意思であるから、それを尊重するという考え方。それでは平等とは言えず、財産がもらえなかった相続人や少なかった相続人がかわいそうなので、相続財産の一定部分は法律上遺留されるべきであるとして、遺留分の請求が認められているのが日本です。しかし「遺留分」は争続になる可能性が高い要因です。

公正証書遺言だけではなく、自筆証書遺言の制度もできました。その中で遺留分を考慮した遺言を残すこともできます。詳しいことはまたブログで書いていきたいと思います。是非、ご自分の財産について考える時間を取ってみてください。

投稿者:薬師寺