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形見

 

 

若かりし頃、母の日のプレゼントに妹とお金を出し合って買ったバックが実家のクローゼットの奥から出てきました。革製品で丁度良い大きさの使い勝手のよさそうなバックです。きれいに使っていたようで、外側は何の損傷もなくまだ充分使える状態でした。でも内側の布がかなり年数が経っていたためボロボロになっていました。メーカーに電話をしてみると、定額で修理をしているということなので頼むことにしました。注文が多くて、2ヶ月ぐらいかかると言われているのでまだ手元には戻ってきてはいませんが、生まれ変わって戻ってくるのを心待ちにしております。母がきれいに使っていたように、私も大切に使っていきたいと思います。新しいものがすぐ手に入る時代ですが、形見の品の為、古いものを長く丁寧に使っていこうと、今回はリサイクルを試みました。 

投稿者:松浦