□□自社株評価方法の見直し□□
会計検査院による「株式評価に関する指摘」により、自社株の評価方法が見直される可能性がでてきています。
自社株は「取引相場のない株式」として、「原則的評価方法」もしくは「特例的評価方法(配当還元方式)」によって評価を行います。また、「原則的評価方法」には、類似業種比準方式と純資産価格方式があり、どちらの方式を採用するかは、会社の業種・従業員数・純資産価格・取引金額(売上高)によって決まります。
(原則的評価方法)
・類似業種比準方式・・・上場企業の業績指標と比較して評価する方法
・純資産価格方式・・・会社の純資産額を基に評価する方法
・併用方式・・・類似業種比準方式と純資産価格方式を併用して評価する方法
今回の会計検査院の指摘のひとつとして、類似業種比準方式と純資産価格方式の価格に大きな乖離が見られることが問題視されました。これにより今後は自社株の評価が高くなり、相続税・贈与税の負担が大きくなることが考えられます。
また、見直しが行われた場合は、自社株の承継計画についても影響がでてきます。「特例事業承継税制」の計画提出期限が令和8年3月31日までに迫っていることもあり、現在の自社株評価額を早急に確認し今後の対策等を検討する必要があります。
(大分事務所 T.T)
〇〇元気な挨拶〇〇
先日家族でごはんを食べに行った時のことです。そのお店は初めてで店構えは歴史を感じました。入ると特に声掛けもなく、どきどきしながら席に着きました。その後注文して料理を待ちます。お好み焼きがメインのお店なので注文後お店がどんどん暑くなってきました。少しいらいらを募らせながら待ちます。旦那さんの料理が先に届き、だんなさんは食べてもらいました。子供と私はじりじり待ち、旦那さんが食べ終わる頃にようやく料理がきました。汗を流しながら料理を食べ会計し、あぁやっと帰れる…と思っていた時、娘が大きな声で「ごちそうさまでしたー!」と言ったのです。その元気な声にお店の人もにっこり。「またきてね」と言ってくれました。そのやりとりを見てなんだかいらいらしていた気持ちも吹き飛びました。やりとりがなかっただけで印象悪く感じていた自分が少し恥ずかしくなりました。暑い中でも一生懸命料理を作ってくれていたことに感謝が足りなかったなと反省したできごとでした。
(別府事務所 Y・K)
投稿者:広報委員
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