事業再構築補助金第2回公募分の採択結果が待たれますが、第3回公募分の応募締切も一ヶ月を切りました。
第3回公募からは下記の点について要件が変更となっていますのでご紹介します。
(1)最低賃金枠の創設 最低賃金枠を創設し、業況が厳しく、最低賃金近傍で雇用している従業員が一定割合以上の事業者について、補助率を3/4に引上げ(通常枠は2/3)、他の枠に比べて採択率を優遇する。
(2)通常枠の補助上限額の見直し
最低賃金の引上げの負担が大きい従業員数の多い事業者に配慮するため、従業員数が51人以上の場合は、補助上限を 最大8,000万円まで引上げる(従前は最大6,000万円)。さらに、従業員数が101人以上の場合には、補助上限を最 大1億円とする。
(3)その他の運用の見直し
① 売上高10%減少要件の対象期間を2020年10月以降から2020年4月以降に拡大する(※)。
② 売上高は増加しているものの利益が圧迫され、業況が厳しい事業者を対象とするため、売上高10%減少要件は、付加価 値額の減少でも要件を満たすこととする。
③ 本補助金を活用し、新たに取り組む事業の「新規性」の判定において、「過去に製造等した実績がない」を「コロナ前に製造等した実績がない」に改める。
緊急事態宣言特別枠も継続されましたので、改めて検討を行ってはいかがでしょうか。
投稿者:秋吉
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