蔵前達郎コラム

◆◆ 信頼残高を増やそう ◆◆
蔵前達郎コラム · 2024/02/27
相手との信頼関係や安心度の強弱を、銀行の預金口座の残高に例えたものを「信頼残高」と言います。 相手が、あなたへの信頼が増すことになる行為を「預け入れ」、逆に相手の信頼を損ねることになる行為を「引き出し」としています。 (1)引き出しの例...

日々鍛錬し、いつ来るとも分からぬ機会に備えよ
蔵前達郎コラム · 2022/06/27
前回のNHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』は、今までにないほど私の周りでも話題になったドラマでした。 その中で、松重豊さんが演じていた脇役(時代劇の切られ役)の伴虚無蔵(役名)の名言が印象的でした。 モデルは50年間斬られ役一筋で、『5万回斬られた男』と呼ばれ、残念ながら昨年亡くなった俳優の福本清三さんではないかと言われています。...

情けは人のためならず
蔵前達郎コラム · 2022/06/06
仏教をやさしい言葉で説いた宗教評論家の ひろさちやさんが4月7日に85歳で死去されました。 1.経営には宗教的哲学が必要...

足がかり?  手がかり?
蔵前達郎コラム · 2022/05/23
足がかり?  手がかり? 山口県阿武町から誤って入金された4630万円を、海外のネットカジノで使ってしまった容疑者が逮捕されました。容疑者がどういう考えだったのか、町の対応は適切だったのか、また仕組みとして、起こるべきして起きたことなのか、偶発事故だったのかなど考えさせられる事件です。...

「満足度」を高めるより「不満足度」をなくそう
蔵前達郎コラム · 2022/02/17
1.商売は「不(負)」の解消業である  30年前、豊の国商人塾の初代塾頭である故緒方知行先生から、繰り返し、繰り返し叩き込まれたのが、 「商業は人間業(ヒューマンビジネス)であり、“不”の解消業である」 です。...

とん挫した「マイナンバーカード」によるワクチン接種管理
蔵前達郎コラム · 2021/06/03
 自治体が行う新型コロナウイルスワクチンの予約の電話が、つながらないそうです。予約を焦るあまり家族総出で電話をかけまくるのだから想定外の通話量なのだろう。  また、大規模接種センターの予約システムと、各自治体のシステムが連動していないので、二重接種には注意しないといけないらしい。...

ウィズコロナで問われる「会社の使命感」
蔵前達郎コラム · 2021/05/25
変異ウイルスの収束の見通しはいまだ立っていません。 こうなれば、覚悟を決めて、感染防止策を徹底しながら日常生活を続けるという「ウィズコロナ」を前提に経営を見直さないといけません。 地域の魅力研究所代表理事の多胡秀人氏(金融庁参与)によると、金融機関を例に、2つのことを言われています。 1.求められているのは融資のスピード...

コロナでわかった「社会システムの転換の必要性」
蔵前達郎コラム · 2021/05/20
我が国は、阪神、東北、熊本の大災害を経験しました。そのたびに諸外国から称賛されたのが、略奪などなく、お互いに助け合う国民の民意度の高さです。それに比べ、今回のコロナへの対策は、後手、後手の一方で、ワクチンの年内接種はあきらめています。  「国民一流、政治は三流」と揶揄されますが、今に始まったことではないようです。...

われわれの使命は何か ~ドラッカーならば、どうする?①~
蔵前達郎コラム · 2021/03/01
もし、マネジメントの父と呼ばれたドラッカー先生が生きていたら、ウィズコロナの現在、我々にどうアドバイスするでしょうか? 第1の質問 われわれの使命は何か (自分たちは、何のために、社会の何を変えようとしているのか)...

リモート監査事始め
蔵前達郎コラム · 2021/01/29
1.新型コロナウイルスの感染拡大で上場企業の会計監査が変わった   日本経済新聞(2021年1月13日)によると、上場企業を対象とする監査法人では、「新型コロナウイルスの  感染拡大が上場企業の会計監査に「新常態」をもたらしている。移動制限や在宅勤務の広がりで、企業を訪問...

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