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きのこの日とマーケティング

 

 

 

本日1015日は、きのこの日として制定されております。

大分でも椎茸の販売が盛り上がっていることだと思います。

 

ただ、みなさんの中で、きのこの日と聞いて、椎茸を買おうと思う人が

どれくらいいらっしゃるでしょうか。

 

このように、キャンペーン等の販売促進活動は、一定の効果があることは

確かですが、あくまで生産者側、販売者側の目線でしかないため、

今日、さらに今後は成果が厳しいものになると思われます。

 

このようにモノや情報があふれていく中で、消費者の目に留まるためには、

やはり、消費者=買う側の目線で物事を考えなくてはならないということになります。

ここで面白い調査があります。

一般消費者と生産者に 【トマト+□=満足】について□に入る言葉をアンケートした所

・生産者側では、安心・安全・高品質という言葉が並んだそうですが、

・消費者側では、チーズ・塩といったまさに食事をする瞬間を連想させる言葉がならんだそうです。

いかに、生産者と消費者の価値観が違うのがわかります。それと同時に、消費者がモノでなく、食事というコトに価値感が置かれていることがわかります。

 

そのうえで、自社の商品を連想・知覚してもらうために重要なカギを握るがブランド化

(単なる名称・キャッチフレーズではない)になります。

また次の機会にお伝えできればと思います。

 

投稿者:荒木